■血液ドロドロの主な原因
3大栄養素(脂肪・糖分・単膜質)の過剰摂取
悪玉コレルテロールの増加
酵素・ビタミン・ミネラルの不足
睡眠不足や運動不足などの乱れた生活習慣
ストレスや疲労
あなたの血液はドロドロ?サラサラ?
実際に血液がサラサラかドロドロかを知るためには血液検査が必要ですが、
生活習慣でも簡単にチェックすることができます。
以下の項目に当てはまるものが多い人は、血液がドロドロしている可能性があります。生活習慣を見直してみましょう。
肉類が大好き、または緑黄色野菜や海藻類をあまり食べない、または偏食が激しい
揚げ物が好き、甘い物が好き、外食が多い
朝食を抜くことが多い
ラーメンなどの麺類の汁はすべて飲み干してしまう、または満腹になるまで食べてしまう
早食いである
喫煙習慣がある
ストレスを感じることが多い、またはストレスをためこみやすい
睡眠不足の日が多い、寝起きが悪い
運動不足である(1回の運動時間30分以上が週3回未満)
お酒を飲む機会が多い(週5日以上)
当てはまる項目が多かった人は、血液検査を受ける事をおすすめします。
納豆キナーゼのパワー
納豆は、数ある日本の伝統的な発酵食品の中でも、最も優れた健康効果を持つとされています。
その多彩な効能のうちでも、強力な作用で注目を集めているのが納豆キナーゼ(ナットウキナーゼ,NattoKinase)です。
納豆キナーゼ以外にも、血栓を予防したり、血栓症の回復を早めたりする成分はいろいろあります。
ココアに含まれるテオブロミン、にんにくに含まれるアリシン、黒酢に含まれるペプチド、
イチョウ葉エキスに含まれるテルペンクラトンなど。
しかし、そのほとんどが血栓を形成するときの引き金となる血小板の凝縮を阻止するものであって、
既に形成されてしまった血栓を溶解するものではありません。
納豆に含まれるナットウキナーゼは、1980年、倉敷芸術科学大学の須見洋行教授が
心筋梗塞や脳梗塞などの血栓溶解酵素を研究している際に発見した酵素です(発表は1986年)。
これは納豆に含まれる納豆菌が作り出す酵素で、尿に分泌される血栓溶解物質の
ウロキナーゼ(urokinase)に因んで納豆キナーゼと命名されました。
須見教授によれば、世界中の食品200種類以上を検査した結果、
納豆キナーゼほど強力な血栓溶解作用を持つ成分はないそうです。
納豆キナーゼは世界で唯一納豆だけに含まれています。
さて、納豆キナーゼは酸に対して非常に弱く、pH4以下ではほとんど活性が失われてしまいます。
胃酸(gastric acid)はpH1〜2ですが、納豆キナーゼはネバネバによって胃酸から保護されています。
ネバネバした食品は、納豆のほかに山芋やオクラ、昆布、などが挙げられます。
このネバネバした物質は糖たんぱく質でできており、総称してムチンと呼ばれています。
このムチンは、人を含めた動物の腸管、気道、口腔、子宮などの粘膜を覆っています。
中でも、胃は厚いムチンで覆われています。
このため、強烈な酸性液である胃酸(gastric acid)によって胃が溶けることがないのです。
納豆がムチンで覆われていても、ナットウキナーゼの活性は胃酸のためにかなりの割合で失われてしまいます。
つまり、納豆を食べるときには、ネバネバさせればさせるほどよいのです。
旅行者血栓症、いわゆるエコノミークラス症候群(またはロングフライト症候群)は、
航空機のエコノミークラスのような狭い座席に長時間座ったまま足を動かさずにいることにより、
静脈血がうっ滞して血液粘度が上昇、血栓が生じて発症すると考えられています。
エコノミークラス症候群を予防するには、血行をよくしたり、水分を補給したりするなどの方法がありますが、
長時間のフライト前に納豆キナーゼを摂取することでも予防することが期待できます。
納豆キナーゼだけじゃない、納豆パワー
納豆にはまた、腸内の善玉菌を増やす納豆菌や、骨にカルシウムを沈着させる働きがあるビタミンK2が、
ほかにも健康や美容に有効な成分が豊富に含まれています。
■便秘解消
納豆の納豆菌は、納豆キナーゼと異なり、胃酸に負けずに腸まで届きます。
納豆菌は小腸で繁殖し、大腸にいたると死んでしまいますが、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やす一方で、
悪玉菌の増殖をおさえ、発ガン物質や有害物質を減らす作用があります。
こうして腸内環境が整えられると、便秘が改善され、有害物質を分解する肝臓の負担も軽くなります。
また、納豆には食物繊維も豊富に含まれています。
■抗菌作用
納豆菌の醗酵物の中には、病原性大腸菌O-157などに対する強力な抗菌作用があることも報告されています。
胃・十二指腸疾患の発症に関与すると考えられているヘリコバクター・ピロリ菌に対しても、
強力な抗菌作用があることも確認されています。
→ピロリ菌除去効果のある食品・・マヌカハニー・ガジュツ
■骨粗鬆症予防
骨を作るには、カルシウムだけではなく、ビタミンD、ビタミンK2が必要です。
カルシウムは、ビタミンDによって小腸から血液中に取り込まれ、ビタミンK2によって骨に定着されます。
ビタミンK2は通常腸内の大腸菌によって生成されます。
腸内環境が乱れて大腸菌の働きが低下すると、ビタミンK2をうまく生成することができず、
ビタミンK2の量が不足して骨が弱くなります。
ビタミンK2は、アオノリや卵、乳製品などにも含まれますが、納豆に最も多く含まれていると言われており、
ビタミンK2の不足を効果的に補うことができます。
→ネットで手軽に骨粗鬆症検査
→骨量と体水分量を測って骨粗鬆症とドロドロ血をチェック
■美肌効果
納豆には、美肌効果のあるレシチン、ビタミンB2、ビタミンE、イソフラボン、サポニンも豊富に含まれています。
中でも、レシチンとビタミンEの組み合わせはお肌のアンチエイジング効果を高めてくれます。
→納豆ローション
納豆はネバネバさせろ!
納豆は、大粒よりは小粒、小粒よりはひき割りを選ぶとよいでしょう。
表面積が大きくなると、納豆菌がよく作用して醗酵が進みます。
また納豆を購入してから少し日をおくと、さらに醗酵が進みます。
醗酵が進むと、納豆キナーゼやビタミンK2が増えます。
賞味期限ぎりぎりくらいに食べると、納豆キナーゼやビタミンK2の効果を高めることができます。
納豆独特の臭いや粘りをおさえた商品も多数出回っていますが、
その粘りや臭いにこそ納豆パワーがあるので、臭いや粘りをおさえていない商品を選ぶのが一番です。
納豆の臭いや粘りが苦手な方は、シソやネギ、山芋、卵など、
いろいろな調味料や薬味、具を混ぜることで食べやすくなるので、試してみてください。
おすすめの調味料はマヨネーズ。マヨネーズはカロリーカットされているものを使うとよいでしょう。
おすすめの薬味はやっぱりネギ。
ネギに含まれる硫化アリルには、血液の流れをスムーズにする作用があり、
納豆と組み合わせることによって、血液サラサラ効果を高めることができます。
納豆をよく混ぜてネバネバさせてから、それらの調味料や薬味、具を混ぜ合わせるのがコツ。
納豆の臭いや粘りがどうしても苦手な方は、サプリメントで摂取するとよいでしょう。
■納豆キナーゼの効果的な摂り方と注意
納豆は冷凍すると約3ヶ月保存することができます。
血栓が一番できやすい時間帯は深夜2〜3時頃と言われており、
また納豆キナーゼの効果は約8時間前後続くので、納豆は夜に食べるのが理想的です。
納豆キナーゼは熱にも弱いので高温料理には不向きです。ご飯の上にのせる程度であれば問題はありません。
なお、血栓凝固防止薬・ワルファリンカリウムを服用している場合、
納豆のビタミンK2がワーファリンの作用を弱めてしまうので、医師や薬剤師に相談してください。
また、納豆にはプリン体が多く含まれ(100g当たり113mg)、長期間大量に摂取し続けると尿酸値が上がります。
尿酸値が気になる場合は注意しましょう。
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納豆キナーゼ